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「一次選考から『好きです!』と伝えるんです(笑)」足立昌彦、竹内和騰&尾崎沙耶(株式会社カブク)後編

「ものづくりの民主化」を掲げ、時代を超えて愛されるものを作る、育てる社会を目指している株式会社カブクさん。その名の由来「かぶく」は「歌舞伎」の語源ともなる、「新しい価値観の発見と創造」にあります。

前編では代表取締役CEO兼CTOである足立昌彦さん、エンジニアの竹内和騰(かずと)さん、尾崎沙耶さんにそれぞれお話を伺いました。後編では、お三方の鼎談形式で構成させていただければと思います。カブク社さんの雰囲気のよさ、フランクさ、技術に対する真摯な姿勢が伝われば幸いです。

<前編はこちら>

「僕はいいと思う、みんなはどう?」

――エンジニアのお二人が経験したカジュアル面談は、どのような形式で進んだのですか?

竹内 足立のほうから「カブクってこんな会社で、こういうプロダクトがあって」とざっくり進んでいくものですね。

尾崎 ほんとにそんな感じで、最近よくSNSで燃える「面談という名の面接」とは違って、会社のことを風土からビジネス面からサービスに使う技術までかなり詳細に教えてくれましたね。

質問も、深掘りしても丁寧に答えていただけて。エンジニアとしては「トップにCTOがいるし、その方がこういう感じならいい会社なのでは」と思いました。

竹内 私は前の仕事でSIerとして他のお客さんのところに行っていたんですが、そこで金型の関連の仕事もやったんですね。で、カジュアル面談で足立にその話をしたら「これは運命だ」と(笑)。

足立 実際、運命を感じました。

竹内 これはビビビッと来られているなと、カジュアル面談なのに(笑)。それで、面接に進みたいという回答をさせていただいて、Forkwellで改めてやり取りをしました。

――なるほど、ありがとうございます。面接は何回ぐらいあったんですか?

竹内 面談とは別に3回あって、一次面接が足立でしたね。

足立 「面接が進んで、最後に(社長判断で)ダメになる」ってのがイヤなんですよね。だから僕が最初に判断して、「僕はいいと思う、みんなはどう?」って形で上がっていく方式なんです。

――なるほど、トップが見て確実に内定を出したい人だけ二次以降に進んでいただく、という形なのですね。

竹内 応募者からしても、早く落ちたほうがほかを探しやすいですしね。それで二次面接がエンジニアの方と行なうのですが、私の担当の一人が尾崎だったんですよ(笑)。

――そうなんですね! ということは、尾崎さんがジャッジした上で竹内さんを三次選考に進んでもらったと。

尾崎 はい。竹内は私からしても十二分すぎる技術力を持っていて、コミュニケーションも積極的で、グイグイ来る感じでした(笑)。私はとにかく「一緒に働きたい!」と思えましたね。

――素敵ですね。

竹内 なんか、めっちゃ恥ずかしいですねこういうの(笑)。

尾崎 なかなかこういうインタビューもないかもしれないですね(笑)。

もう「結婚してください!」みたいな感じです(笑)

――内定は足立さんが出されると思うんですが、最終面接はどなたが担当されたんですか?

竹内 僕の場合は村野というビジネスのトップと、高橋というエンジニアでした。2人とも何を見たかというと、実際に喋ってみて話しやすさを確認したみたいですね。業務内容的にはかぶらなくても話す機会はあるだろう、ということで。そこで違う分野のエンジニアとビジネスサイドの人間、という形で面接をして、最後に足立と話をして内定をもらいました。

――足立さんに戻ってくるときは、確認だけするような。

足立 もう「結婚してください!」みたいな感じですね(笑)。最初に重要になるのは技術的なカルチャーや技術力そのもの、二次以降は人と合うかどうかを見てもらっています。

一次面接ではこの会社がどういう会社で、どういうことをやろうとしているか興味を持ってもらえるか、どういうキャリアを歩んでいきたいか、その方向性を会社として提供できるかどうか、など。

そこが合う、イコール技術力もあってカルチャーも合うので、あとは人が合っていれば申し分ないということですね。

今後どう進んでいきたいですか、それならウチだとこういうチャレンジができますよ、こういうことができるようになりますよ、と話して、その人のキャリアに貢献できることがあればと思っています。

入社してから別のことを言われても、お互い不満が溜まるだけですからね。それは最初に聞かせてもらって、(一次選考を通すときは)「好きです!!」と伝えるような(笑)。

――(笑)ありがとうございます。お二人に伺いますが、最終的に内定を受諾するにいたった理由はどのあたりにありましたか?

竹内 僕の場合は、やはりものづくりが面白そうだったから、ですね。最終面接は2018年の11月終わりだったんですが、「いますぐ答えをくれたら、1月から入社できます」と言ったら、その場で内定通知書を印刷しに行ってくれました(笑) 

――それもすごい(笑)。

竹内 私の場合は、なので最終面接の場で「よろしくお願いします!」みたいな感じになって終わりましたね。

足立 あ、もちろん強制はしてないですよ! 「サインを書いてもらえるなら準備しますよ」ってことですね。

尾崎 私の場合も最終面接で、前社長からその場で内定の用紙をいただいて、その場で受諾しました。

カジュアル面談の時点で、他の会社と並行してあまり受けたくないなと思っていたので。まず行きたいところを受ける、という考え方でした。Forkwellさんに登録して、最初に「気になる」って言ってもらえたこともあり。

竹内 会社サイドから見ると、一目惚れが実っちゃったんですね(笑)。

(入社後に)ギャップはありましたね。いい意味で。

――あの時尾崎さんに「気になる」を押していなければ、今ここでお話しすることもなかった可能性が高いと。これは皆さまに伺えればと思うのですが、入社後にギャップを感じた部分はありますか?

足立 僕から話しますと、ギャップはありましたね。いい意味で。

「これぐらいのパフォーマンスが出るといいよね」という評価をしていて、それに達するかどうかを評価軸に据えていたんですが3カ月で超えてきたんですよ。圧倒的に。「すごい、最高だ」と。

試用期間というかOJTみたいな形でぽいっと投げるようなことはしないで、勉強をする時間を設けたり既存の仕組みやシステム開発のラーニング期間を2~3カ月用意するんですが、それがあっという間に終わったんですね。

「もう終わったんだ、じゃあ次だね」みたいな感じで、ステップを進む速度がお二人とも尋常じゃなく早くて。

――選考過程は相思相愛で、入社してからも良い意味でしかギャップがない。最高ですね。

足立 入社当時からお二人とも寡黙に見えるようで、ガンガン喋るタイプなんですね。

こう、事なかれ主義というか、疑問があるのに表現しないタイプだと弊社では難しいと思うんですね。

疑問があるなら質問し、「それはなんで?」」「それは定義の問題だね、この目的に対してその手段はあまりよくないよね」みたいなやり取りをしたいので。二人にはそういうことがなく、はっきり言いたいことを表現してもらえるので、とても良かったです。

尾崎 でもそれは、CTOが汲み取ってくれる人だからこそですね。言うことで良い方向に行けるという実感もありますし、開発するのも楽しいですね。

足立 そう言ってもらえて幸せです(笑)。

――お二人は、入社してギャップを感じることはありましたか?

尾崎 こちらもありましたね、良い意味で(笑)。「ビジネスサイドとの距離は近いですよ」という話は聞いていたのですが、想像以上に近くて。

見てのとおりワンフロアですし、「CONNECT」というサービス開発をやっていたら営業の方がフラッと来て「こういうところが気になってるんだよね」とアドバイスをくれたりします。

開発の体制上スクラムっぽい感じになっていて、「じゃあ改善しよう」となったら翌々週には修正が入れられる環境です。より良いものをきれいに追求できる環境が思った以上に整っていて、うれしいですね。

竹内 僕は、もっとビジネスサイドと絡みたいです(笑)。プロジェクトが違うので、あまり絡みがないんですね。もっとみんな絡んでよ、という感じです(笑)。昨日も新しい人の歓迎会をやったんですが、そのときは生産本部とか営業とか全然違う部署のみんなと飲むのでめちゃくちゃ楽しいですね。

で、ギャップですよね。ギャップはあまり……うん、感じないですね。

変化に対してポジティブな方に来てほしい

――少し話はずれますが、お二人がForkwellに登録された理由はどのあたりにありましたか?

竹内 僕はJavaScriptの勉強会に行ったときに知ったことがきっかけですね。当時まだForkwellのインターンなのか1年目なのか、関西弁の若いお兄ちゃんを毎回見かけて。

その人がめちゃくちゃ話が面白くて、「登録したらAmazonギフト券を2,000円差し上げます」というので(笑)、じゃあもらって帰ろうと思って登録しました。

足立 いいですね、2,000円Amazonギフト券効きますね(笑)。

尾崎 私はエンジニアの飲み友達と交流するゆるやかなコミュニティがあって、その中で「Forkwellって良いんだよね」という話があったんです。違う会社を見るなら、まずForkwellで探そうって思ってました。

――口コミなんですね、ありがとうございます。嬉しいです。そこはかなり頑張っているところなので(笑)。
最後に、御社に入社を検討されている方に向けて、ご自身がカブク社さんに惹かれた部分を改めてお伝えいただけますか?

尾崎 私に関しては、やはりブログを通じて「新しい技術をどんどん追求している」とわかった点ですね。そういう組織、メンバーと一緒に働いたら、自分も新しい技術に取り組んでいきやすいと思いました。

足立 社内における技術雑誌みたいな立ち位置ですね。「こんな新しい技術が出ましたよ」というのを、お金をもらって学べる環境かもしれません。

尾崎 皆さんもそれぞれ専門分野があって、そこで新しい話を聞けるんです。週一の水曜日ランチがあって、そこで各々の最新技術で気になっている話を聞く機会があるので。

――新しい技術を貪欲に習得していける環境なのですね。人間性の面でいうと、こういう人に来てほしい、というものはありますか?

足立 やはり技術好きな人に来てほしいですね。技術に対して、新しいものに対してポジティブな方。

新しいものイコールほぼ変化といえると思うのですが、変化に対してポジティブな方。廃れた技術、枯れた技術をやる環境ではないので。目新しい技術でも、ダメなところがたくさんあったら「ダメだね」ときちんとジャッジできる環境です。

その上で、最近ではPythonのエンジニアも絶賛募集中です。こちら付記しておいていただければ(笑)。

――確かに付記させていただきます(笑)。本日は楽しい取材をありがとうございました!

<了>

ライター:澤山大輔


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