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「これだけは負けたくない、を持つ。」青山直紀(株式会社セプテーニ・オリジナル)~Forkwell エンジニア成分研究所

「日本発、世界へ。」をビジョンに、「私たちは、先進的な技術で、全てのユーザーを魅了します。」をミッションに掲げる技術者集団。それが、今回紹介させていただく株式会社セプテーニ・オリジナルさんです。 

2014年1月に株式会社セプテーニのエンジニア部門を分社化して設立された同社。現在は広告運用最適化ツール「PYXIS」や、スマートデバイス向けのオリジナルマンガ配信アプリ「GANMA!」の開発などを行なっています。

そんな同社の屋台骨となるバックエンド開発を行なうエンジニアが、今回紹介させていただく青山直紀氏です。セプテーニグループをテクノロジーで支える、キーマンの素顔に迫りました。

インフラ周りも、全部ひっくるめて担当しています

――本連載では初出となります。貴社セプテーニ・オリジナルさんがどういう会社か、簡単にご説明いただければ幸いです。

青山 セプテーニ・オリジナルは、セプテーニグループの中で主に開発業務を行なう会社です。セプテーニの広告事業に対する技術的なソリューション、社内のサポートツールの作成や運用などを行っています。

「私たちは、先進的な技術で、全てのユーザを魅了します。」というミッションを掲げており、現在は「PYXIS」というインターネット広告のパフォーマンス最大化ツールや、オリジナルマンガが読み放題のアプリ「GANMA!」などの開発を手掛けています。

「GANMA!」の運営自体はセプテーニグループのコミックスマート社が行っているのですが、弊社はiOSやAndroid、ウェブアプリのシステム開発を行っています。

――その中で、青山さんはどういった仕事を担当されておられますか? 

青山 「GANMA!」のバックエンド開発ですね。チームにはiOS担当やAndroid担当もいますが、バックエンド担当の領域は多岐に渡っていて、APIサーバー、バッチ、あとはインフラ周りも全部ひっくるめて担当している形になります。(笑)

2017年8月入社なので、もう2年になりますね。入社した当時は「PYXIS」を担当して広告事業の支援を行なっていました。例えば日々の広告運用をしていく過程で自動化できる部分のシステムを開発したり、レポートデータを整理したりですね。

入社のきっかけはTwitterでした

――ご経歴について伺います。高等専門学校を卒業され、2013年から受託開発会社に入社されたそうですね。

青山 そうですね。そもそも未経験で入社したので、社内研修の後、SIerとして金融系やECサイト運営の会社に派遣されて、運用業務をメインに行なっていました。

もちろん、必要があればプログラミングもしました。例えばリリース作業を簡略化するためにPythonを書いたり、自社サービス開発にRubyやScalaを使ったり。そういった仕事を1年くらい続けました。

その後、やっぱり業務でScalaをガッツリ書きたいなと思っていたところで、勉強会をきっかけに転職しました。

――それで、広告配信事業を行う会社に2014年から入社されたと。そこでは、どんなお仕事をされていたんですか? 

青山 DSPのバックエンドシステム開発ですね。広告配信するためのシステムがあって、入札関連やレポート集計、管理画面に分析基盤など、枠にとらわれずにいろいろなことを担当しました。

とても自由度が高い会社でしたね。大筋のマイルストーンは決まっていますが、どのタスクをやるかはある程度個人の裁量で任せられていました。そこで、思い切りScalaを書いていましたね。

――セプテーニ・オリジナルさんに転職しようと思われたきっかけは、どのあたりですか?

青山 実は、Twitter転職に近い形なんです(笑)。前職を辞めるタイミングでTwitterに「仕事を探してます」的なことを書いたところ、知り合いだった当社のCTO河内からメッセージをもらいました。他社からもお話をいただいたのですが、検討した結果セプテーニ・オリジナルが面白そうだなと思って決めたという経緯ですね。

決め手としては2点あり、これまでの自分の知見が活かせそうだなと思ったことが一つ。あとは、社内のエンジニア何人かと話す中で「一緒に仕事をして楽しそうだな」と思ったことがもう一つですね。

会った人の中にはひたすら技術について喋り続ける人もいて、自分が知らないことを知っている人がたくさんいそうだなと思ったんです。CTO河内も正にそういうタイプですし、そういう人たちと一緒に仕事をしたいなと思いました。

「ここだけは負けないぞ」という部分が、Scalaなんです

――在籍2年の経験で、最も自分に活きていると思う仕事はどんなものですか?

青山 PYXIS の広告運用支援機能の開発ですね。エンジニアリングだけでなく、ビジネス面での価値というのをより強く意識するきっかけでした。結局、どんなに綺麗に書かれたプログラムであっても、広告のパフォーマンスが出ないと価値にはならない。もちろん当たり前の事ですが、シビアな世界であり、すごく勉強になりました。 

――ありがとうございます。業務を行なう上で大事にしているモットーや、好きな言葉があれば教えてください。

青山 「これだけは負けたくない」を持つことですね。プログラミング言語にしろインフラにしろ、何が得意ですかと問われたときに「これだけは絶対」といえるものを持つ。自分の根幹にあるものを主張できるのは、自信に繋がります。

理解しないといけないこと、覚えないといけないことはあまりに多いですが、そこで心が折れてしまうのはイヤなんです。自分にとって「ここだけは負けないぞ」という部分がScalaですし、その自負は今後も持っておきたいですね。

「これが好きだから」で取り組んでほしい

――ここからは、青山さんが働く上で大切にしていることについて、「事業内容」「仲間」「会社愛」「お金」「専門性向上」「働き方自由度」の6つの項目から合計20点になるよう、点数を振り分けていただきます。

・専門性向上:5

1ヶ月の3分の2、1日の半分以上は仕事をしているわけです。自分の専門性を買われて今の職があると思っているので、そこを更に伸ばすことは重要だと思います。専門性が向上できる環境にあるか、ということも勿論重視しているので5点ですね。

・仲間:5

こちらもすごく大事ですね。社内社外問わず、切磋琢磨できるライバルがたくさんいるので楽しいです。エンジニアとしてそういう仲間はとても大事だと思うので、5点です。

・お金:2

お金はあればあるほどいいと思ってはいます(笑)。でも、自分がエンジニアを目指した理由ってお金を儲けたかったからじゃないんですよね。ただ技術が好きで極めたい、というのがモチベーションなので。そこの軸はぶれないようにしたいです。

・事業内容:2

全く重視してないわけではないのですが、極端にこだわりがあるわけでもないんです。「エンジニア視点で面白いか」というのが前提にあるので。そういう意味で2点です。

・働き方自由度:4

10人いれば、10人のライフスタイルがあると思います。働き方を選べるというのは重要だと思うので4点をつけました。

・会社愛:2

今の会社はすごく好きですよ(笑)。けれど、愛とは違うというか。いい意味で一線を引いておくことで、会社をより良くするための提案やより深い議論ができると、個人的に思っています。そういう意味で2点をつけました。

――キャリアに迷っているエンジニアの方に向けて、メッセージをいただけますでしょうか。

青山 2つほど。一つは、いろいろな人と交流を持ってほしいということ。

特に転職って、学生時代の入学式や卒業式のようにみんな等しく経験するものではないですよね。10人いれば、10通りのパターンが有る。なので、まずは「良いところがあれば転職しようかな?」くらいの気楽さでオフィスツアーに参加したり、アンテナを張っているのがいいんじゃないかなと思っています。 

一人で考えるのにも限界はありますし、気軽にいろいろな人と交流を持って、情報交換するのが大事だと思います。

もう一つは、流行り廃りに流されすぎないこと。もちろん流行りに乗るのも、それをきっかけにいろいろな人と話が弾むので大事だとは思います。

ただ、「流行ってるから」ではなく「これが好きだから」で取り組むのがオススメですね。自分の好きなことや得意なことに思い切り取り組んだほうがモチベーションも維持しやすいですし、結果としていろいろなものがついてくると思います。

<了>

ライター:澤山大輔


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