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エンジニアの軌跡

「ちょっと要塞つくってみた」ウイングアークCTO 島澤 甲 最強のデスク環境を公開!

「ちょっと要塞つくってみた」ウイングアークCTO 島澤 甲 最強のデスク環境を公開!

近ごろ InstagramをはじめとするSNS界隈では #pcmr  #dreamsetup #お前らのpcデスク周り晒していけ など、自室のPC周りを改造し公開するタグが世界的に人気を集め、その投稿件数は70万件を超えるものも存在する。今回は「照明をアレンジしてみた」とか「モニター増やしてみた」とか、そんな次元ではない「桁違いの要塞」に住むウイングアーク1st株式会社 CTO の島澤氏へインタビューを実施した。

秘密基地に憧れた大人が経済力を身に付けた結果

皆さん小学校の頃に秘密基地とか作ってたと思うんですよね。ああいう自分の空間を作るのが、私はすごく楽しくて。その心のまま大人になって、無駄に経済力がつくと、こうなると……。モニターは普通のものを貼り付けただけですが、全部で20台ほど設置しています。全てのモニターにそれぞれの用途があります。

▲サーバー群と自慢のスピーカー。
▲サーバー群と自慢のスピーカー。

 

ここが私のサーバールームです。ここら辺に置いてあるのが、サーバー群ですね。私はクラウドの仕事をしてますけど、こういうハードも結構好きなのでサーバーは自分で何回も組み立てて、こんな形で配備しています。

サーバーの消費電力を可視化

あとはモニターにいろいろな情報を映してます。

▲サーバー群の消費電力量

 

これはサーバー群の消費電力量ですね。

▲上が家全体の消費電力量、下が蓄電池の残量など電気情報

 

上が家全体の消費電力量、下が蓄電池の残量など電気関係の情報を表示しています。よく「デイトレーダーの部屋みたい」と言われますが、株価などの情報は全く表示せず、完全に趣味でデータ可視化をしています。

▲上が部屋の温度や制御系、下は降水量などの天気情報

こっちは、上が部屋の温度とか制御系。下は一番どうでもいいやつで、外の風の向きや雨の量を表示させてます。今日は結構雨が降ってたので、すごい雨量が上がってますね。

ロシアからのサイバーアタックを検知

これは結構力作で、家のネットワークの状況を全部可視化してます。真ん中に自宅サーバーがあって、その周囲で動いている数字が周辺のサーバーの状況ですね。たまにロシアとかからサイバーアタックがくるんですよ。そうするとこれがぐわっと賑やかになって、ちょっと映画っぽくて楽しい(笑)普通はね、サイバーアタック喰らいたくないと思うんですけども、うちは「おっ!きてるきてる!!」と思っちゃいます。

総重量100kgのケーブルを床下に収納

この部屋は、配線がとんでもないことになっていて、ケーブルは長さ4km、重量100kgくらいはあるので、これをOAフロアの下に収納しています。

製作費200万円の自作水冷PC

 

コンピューターを組むのが結構好きで、こいつもかなり作り込んだPCでございます。よく水冷PCとかっていいますが、これもステンレスの配管で作り上げています。

  • メモリ:256G
  • CPU:Threadripperの一番上のもの
  • GPU:これも一番上のものを2枚差し

これらを、この筐体に収めています。この自作PCは、電源だけで2000Wあります。費用は大体200万円くらいかかりました。

300万円超えのプロジェクターが自動で昇降、シアタールームに

 

このパネルで、部屋全体をコントロールできるようになっています。基本的には仕事部屋なのですが、プロジェクターで映画観賞したりゲームできるようにもしています。プロジェクターの電源も全部自動で接続されていますよ。もう少し大きめのスクリーンもあって、これでゲームしたり映画を観たりすることもできます。

PS5までも魔改造

 

PS5を連打できる仕様に改造しました。輪ゴムで止めることで永遠に連打し、何もせずともレベルが上がるチートを実現しました。妻とよくゲームで対戦するんです。息子や息子の友達がゲームをしに遊びにくることもありますよ。

電気代は驚愕の、月額15万円!

 

デメリットは電気代ですね。この家はフルで回すと電気代が月15万円くらいかかります。やばいです。電気代のために働いてます。そこでソーラーパネルをつけて蓄電し、月5万円まで抑えることに成功しました。ちなみに部屋には、空気清浄機を2機完備し、ホコリなどに気をつけています。

要塞つくりは、エンジニアとしてのスキルアップになる

ウイングアーク1st株式会社 取締役 執行役員事業統括担当 兼 CTO 島澤 甲

 

やっぱりエンジニアとしてフルスタックエンジニアを目指しているので、サーバーからハード、ソフト、全てを一貫してやるというのを自分の部屋で体現してみたんです。結構ね、エンジニアとしてのスキルも伸びちゃったりしますので、こういう趣味と実益を兼ねるっていうのも結構おすすめです。

更なるアップデートのため、次は家を建てたい

▲メディアで紹介された自宅の猫におやつを自動で与えるシステム。チューブ式のおやつを事前に仕込んでおき、猫の状態にあわせて自動でおやつが放出される。

 

この部屋は18世代目なんですけど、さすがにスペースが足りなくなってきましたね。実はシュミレーションゴルフも作りたいので、次は家を新しく建ててもっと広い部屋でこれをやりたいなと。あとは、シボレーのコルベットが欲しいのですが、奥さんに「要らへん」と反対されています。

「#わいのデスク環境」キャンペーンで Keychron K8 Pro が当たる!

ただいま Forkwell では、置くだけで「島澤甲風要塞」を再現できる South-Facing RGB LED搭載のKeychron K8 Proが当選するキャンペーンを開催中!

▲South-facing RGBは、ユーザーの角度から、テンキーのバックライトをよりよく照らすように設計。

キャンペーンは 2022年11月9日(水)まで!

インタビュー動画はこちら

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フォークウェルプレス編集部

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本サイト掲載の全て記事は、フォークウェル編集部が監修しています。編集部では、企画・執筆・編集・入稿の全工程をチェックしています。

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