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株式会社LTS Part3 アイキャッチ画像

株式会社アサインナビ 取締役兼開発部責任者の中田 羲一氏(左)と ICT エンジニアリング本部 Cloud Integration 事業部 システムエンジニアの荒谷 玲奈氏(右)

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創業メンバーが語る「エル・ティー・エスの柔軟性って?」【第三部】

エンジニアに役立つ情報を定期的にお届けします。

企業のDX化を包括的に支援する株式会社エル・ティー・エス(以下、LTSと記載)。本特集は三部構成にてお届けする。

開発組織の中でも、自社開発メンバーはアサインナビCS Clipなど企業のIT人材不足を解消するWebアプリケーション開発に携わる。第三部では、これらのサービスの開発を束ねる株式会社アサインナビの取締役でありながら、LTS創業メンバーでもある中田さんと新卒社員の荒谷さんに自社サービスの変遷やエンジニアを迎え入れる体制を伺った。

エンジニアのキャリア採用に苦戦しつつも、社内体制を整えることでポテンシャル採用の受け入れもできるようにしている点や、新卒のために新たにインターン制度を導入するという柔軟性が特徴的だ。

中田 義一

株式会社アサインナビ

取締役兼開発部責任者。「一から事業をつくるほうが面白い」との思いでLTS創業メンバーに。現在は、アサインナビの開発責任者としてチームを管理しつつ、他部署の技術サポートも担う。

荒谷 玲奈

株式会社エル・ティー・エス

「ITで課題解決したい」との志で文系出身ながらも、エンジニア職で2020年に新卒入社。現在は、ICTエンジニアリング本部 Cloud Integration事業部 システムエンジニアとして活躍中。

創業メンバーと新卒社員が語る「LTSで開発するワケ」

お二人の担当業務を教えてください。

中田:アサインナビの開発部責任者を努めています。予算、就業環境、人事、システムアーキテクチャなどの管理しつつ、他部署(運営・営業)の技術サポートやシステム開発もおこなっています。

荒谷:クラウドインテグレーション事業で、システム開発を担当しています。

「イチから事業を作る」ほうが面白そう

中田さんはLTSの創業メンバーとのことですが、簡単にご経歴を伺えますか?

中田大学卒業後はSler企業に入社し、大手通信会社の基幹システムリプレースプロジェクトに従事していました。そこで7年勤務した後に退職し、半年ほど自由な身になりました。

自由な身の期間は何をされていましたか?

中田:特に目的もなく興味を持ったことに取り組んでいました。スペイン語圏に旅行するために語学サークルに入ったり、スポーツジムに通ったり、知り合いの会社のお手伝いをしたりと。仕事のモチベーションを高めるために、息抜きしようとの思いでした。

—その後入社された会社でLTSさんの創業メンバーと出会ったと。

中田:そうですね。LTSの前身となる会社では営業チームと開発チームがあり、互いに連携して事業をしていました。その時、営業チームを主体に新しい事業を立ち上げる動きが生まれました。

他の企業からのお誘いもありましたが「イチから事業を作る」ほうが面白そうだと思い、LTSへの参画を決意しました。

文系出身に不安を感じながらも人柄に惹かれ新卒入社

荒谷さんの入社経緯を教えてください。

荒谷:2020年に新卒入社しました。「あらゆる業界のお客様と仕事がしたい」「お客様の課題解決に携わりたい」との思いから就活時はコンサル業界を中心に見ていました。

そんな中、偶然参加したLTSの会社説明会がエンジニア向けの説明会でして…(笑)

もともとIT系の課題解決に興味はありましたが、文系であることに不安を感じていました。そんな中説明会に参加し、IT関連の課題解決におけるエンジニアの貢献度や挑戦を後押ししてくれるLTSの社風に魅力を感じました。

人柄の良さも印象的で、ここならやっていけると感じて入社しました。

会社が柔軟に新設してくれたインターン制度

—エンジニアリングの知識がないままの入社は不安でしたか?

荒谷:入社前に半年ほどインターンをさせていただいたので、ある程度不安を払拭した状態で入社できました。

もともとインターン制度はありませんでしたが、ダメもとでお願いしてみたところ体制を整えてくださって入社前のインターン勤務が実現しました。その期間にガッツリ勉強する機会をいただいたので、安心して入社ができました。

入社後も、先輩方が手厚くサポートしてくださるのでとても助かっています。

プロパーだから実現できるアジャイル

—どのような手法で開発されているのですか?

中田:基本的にアジャイルを採用しています。自社サービスはすべてプロパー社員で開発をしているので比較的スケジュールや仕様のコントロールしやすい環境です。

—いつからアジャイルを採用していますか?

中田:アジャイルやスクラムを手法としてきちんと採用し始めたのは2年ほど前です。今では、それがだいぶ形になってきました。

専門性を高めることが重要

なるほど。LTSではフロントエンドとバックエンドでチームを分けているそうですね。

中田:メンバー全員がフルスタックになってしまうとチームとしては、開発効率が悪くなると考えています。バックエンドとフロントエンドに分業することで、より高品質なアウトプットと専門性の向上を目指しています。

若手のうちは広く経験を積んでもらい、そこから自分の適性や興味に応じてフロントエンドをするのかバックエンドをするのか、あるいはクライアントワークのほうにシフトチェンジするのかなど、それぞれの方向性で活躍してもらいます。

最終的には専門性を高めることが重要になるのですね。

中田:そうですね。チームを最適化するには各メンバーが専門性を持って相互作用することが重要だと考えています。

自社開発の知見はクライアントワークにも活きていますか??

中田活きています。直近のプロジェクトでは、自社開発メンバーであるエンジニアとデザイナーが、コンセプトワークから関わりUIデザインをアウトプットしています。また、自社開発で得たインフラ構築のノウハウをクライアントワークで活用したりした事例もあります。

今後も、自社開発で得た知見は開発組織全体の専門性を高める材料にしたいと思いますが、これとは逆にクライアントワークで獲得できたビジネスやテクノロジー、オペレーションの知見を自社開発製品にフィードバックすることも十分あると考えています。

コンサルティング事業から生まれたアサインナビ

株式会社アサインナビでは「案件 × IT専門家」をマッチングするアサインナビや「事業会社 × IT企業」をマッチングするCS Clipの開発をおこなう

LTS開発メンバーの半数がこれらの開発に携わる。コンサルティング事業から誕生したアサインナビとはいったいどのようなものなのか。

よい人、よい企業に、よい機会が集まる世界を創る

—どのような背景でアサインナビが立ち上げられたのですか?

中田親会社であるLTSは独立系のコンサルティングファームで、これまで大手企業のIT導入等のプロジェクトを、クライアント側の立場で支援してきました。 

多くのプロジェクトを進めるなかでわかったことは、プロジェクトの成否を決める要素に、クライアントとIT企業の関係性も大きく影響しているということです。従来の元請と下請のような上下関係ではなく、パートナーのように対等な関係にあるプロジェクトでは、 両社が同じゴールに向かって進むため、多くの課題を協力して乗り越えることができます。 

こうしたIT業界の実態や課題を見る中で、最適なコラボレーションを生み出すことが、業界全体の課題解決になるのではないかと考え、「よい人、よい企業に、よい機会が集まる世界を創る」という理念のもと、アサインナビの事業をスタートさせました。 

—CS Clipの立ち上げ背景もお聞きしていいですか?

中田LTSには多数のクライアント企業様とのお取引や幾多のプロジェクトを支援した中で培ってきたアセットがあります。また、東証一部上場企業へと成長したLTS自身の失敗・成功から得た事業運営のノウハウが蓄積されています。

これらを用いて、「IT関連の課題をどのように発注すればいいかわからない」というクライアント様や、実力はあるのに営業のノウハウがなく伸び悩む企業を「支援する」「最適な企業を紹介する」ことで、従来の役務提供を介した「上下の関係」から、相互に協力し課題を解決する「パートナーの関係」にビジネス環境をアップデートしていけるのではないかと考え、CS Clipを立ち上げました。

自社サービスの変遷

—2014年にアサインナビに参画されて以来、事業は好調だったのでしょうか?

中田営業やマーケティングの方々が尽力してくれたおかげで、サービス開始から3年目で黒字化を達成しました。一方で、開発チームは社員2名を中心にパートナー会社のエンジニアやフリーランスの方に協力頂きながら開発業務を進めてきました。早期の黒字化を目指しコストとスピード重視で開発を進めていたため、プログラムの保守性に関しては目をつぶっていたことは否めないところがありました。

黒字化達成後は売上が伸び悩み、お客様との接点がある営業の方を中心に様々な企画、サービス開発、機能拡充を行いましたが、残念ながらいずれも売上向上には繋がりませんでした。

この時期の開発チームは、前述したように保守性の低いプログラムをベースにした中でのサイト改修の連続で品質や生産性が急激に悪化し、エンジニアはかなりストレスを抱えながら日々を過ごしていました。売上が伸び悩む中、開発チームもこのような状況だったのでアサインナビ社内全体の雰囲気は正直、良くは無かったですね。

—その状況をどう乗り越えましたか?

中田その後、営業やエンジニア共々、短期間に多くの方がアサインナビから離れていくことになりましたが、営業では新しい方針のもと、体制を立て直しました。

開発チームはこれまでのやり方を見直し、社内の技術アセット蓄積や、人的な面で保守性を担保するために、正社員で開発を進める方針に切り替えました。システムについても、工期が長くなりましたがサービスを整理するところから始めて、アーキテクチャやUIも含め完全にリプレースしました。リプレース後は、以前のような状態に陥らないようにシステムが維持されています。

また、経営陣や営業が中心となり事業の見直しをはかり、今では売上、収益ともに順調に伸びています。

荒谷:そんな背景があったとは、私も今初めて知りました(笑)

中田:事業が落ち込んだ時期を経験しているからこそ、今働いてくれているメンバーのモチベーションを保つことには気を遣っていますね。

—メンバーのモチベーションを保つためにどのような工夫をされていますか?

中田:個々のメンバーが取り組みたい技術をサービスに反映するようにしています。今はまだ、開発人数が少ない段階でもあるので、個々のメンバーの意志をできるだけ尊重していきたいです。

荒谷:中田の言うとおり開発人数がまだ少ないので、各々が頑張らないといけない状況です。そういった状況で、先輩社員の仕事に対する熱意は日々のモチベーションになっていますね。

属人的な指導体制の脱却へ!

—未経験エンジニアも積極採用されているのですか?

中田昨年度は未経験者を積極採用していましたが、本年度は新卒社員も5名入社する為、現在は見合わせています。

ちなみに、未経験者を採用するにあたっては、学習意欲やキャリアチェンジに対する覚悟、論理性、前職での経験、採用コスト等を判断材料にしていました。

—未経験のメンバーも多い中、エンジニアの育成システムに関してどうお考えですか?

中田:現状では先輩社員が付きっきりで指導する属人的な育成体制になっています。既存社員の誠実さに頼っていた部分もありま

今後は、属人的な指導体制の脱却に向けて「どう効率的に育成できるのか」という観点で育成システムを整備していきたいと考えています。ゆくゆくは本人のキャリア志向を踏まえ、キャリアパスを設計できる育成システムにしたいです。

ありがとうございます。

本特集では三部構成にてお届けしています。

第一部 「5年で開発者10倍の組織へ」エル・ティー・エスの展望【第一部】
第二部 未経験エンジニアが惹かれた社風を本音で語る -エル・ティー・エス-【第二部】
第三部 創業メンバーが語る「エル・ティー・エスの柔軟性って?」【第三部】

株式会社エル・ティー・エス

DX化を推進するコンサルティング事業やIT人材特化型マッチングプラットフォームを自社開発する株式会社エル・ティー・エス。ICTエンジニアリング部門にはIT技術でお客様の成長支援をおこなう「クラウドインテグレーション事業」とassign naviやCS Clipなどアプリケーション開発をおこなう「自社開発事業」の2つがある。企業のDX化推進やIT人材の需要がますます高まる昨今、同社開発組織の活躍には期待が高まる。

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