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Forkwell が 求人へのベンチャーキャピタル推薦コメント掲載を開始、その一部をご紹介 – レンティオ株式会社

こんにちは、Forkwell の赤川です。2020年1月16日よりITエンジニア向けの求人サイト「Forkwell Jobs(フォークウェル ジョブズ)」上の求人にベンチャーキャピタルからの推薦文・紹介文を付加する「VCコメント」機能をリリースしました。現代の採用市場において、ネームバリューのある人気企業の独り勝ちが続き、魅力あるスタートアップが採用に苦戦する現状を、少しでも変えたいと思い、この機能をリリースしています。この記事では「ベンチャーキャピタル推薦コメント」機能に寄せられた推薦から、一部を抜粋してご紹介します。

事業に関心のあるITエンジニアが増えている

そもそも、なぜITエンジニア向けの求人票にあまり関係なさそうなベンチャーキャピタルからのコメントを掲載することにしたのかご紹介します。

最近、転職を考えているITエンジニアの方から、以下のようなお声をいただくことが増えてきました。

「開発環境も大事だけど、事業も大事だよね」

「投資家からはどう見えているのか知りたい」

従来のITエンジニア転職市場においては、どのような開発言語やフレームワークを利用するか、どのような開発チームか、といった開発環境・スタイルが重視される傾向にあったように思います。

しかし近年では、取り組むマーケットに可能性はあるのか、どのような成長曲線を目指そうとしているのか、といったビジネス的な観点で転職先を吟味するITエンジニアも増えています。

上場企業であれば、そういった情報も広く開示されているのですが、資金調達をしたばかりのスタートアップは、ビジネス的に何が魅力なのか、客観的に知る手段がありません。

そこで Forkwell Jobs では、事業の成長性を評価するスペシャリストであるベンチャーキャピタルより、なぜその会社に投資したのか、マーケットのポテンシャル、どのような成長を期待しているのか、といった情報を収集し求人に掲載することで、ビジネス感度の高いITエンジニアの新たな疑問に応える「VCコメント」機能をリリースすることとなりました。

この機能を通じて、魅力的なスタートアップに優秀な人材が集まる世界を作りたいと考えています。

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どんな内容なのか?

今回はレンティオ株式会社の求人に送られた推薦コメントをご紹介します。

同社は、『不要な「所有」を減らし、価値ある「体験」を増やしたい』というミッションのもと、家電やカメラを気軽にレンタルできるサービス、「Rentio」を運営している企業です。

一言「レンタルサービス」と聞いただけでは、同社の魅力に気づけないかもしれませんが、そこに投資家目線のコメントが入るとまるで景色が変わります。

レンティオ株式会社への推薦コメント

レンティオへの出資を担当した、グロービス・キャピタル・パートナーズ の渡邉です。

本稿では、出資を担当したVC目線での同社の魅力をご紹介いたします。

出会いのきっかけと最初の印象

初回投資したのは2019年の年明けです。2018年の夏に、懇意にしているVCから紹介を受けたのが始まりです。かなりレアケースなのですが、出会ったその日に、自分自身の中で投資を意思決定し、前のめりに食い込んでいった記憶があります。三輪さん(レンティオ社社長)は、軽い情報交換のつもりだったようですが、笑。第一印象は、「(愛を込めた意味で)馬鹿真面目な会社」です。そんなに正直過ぎなくてもいいのに、、と思いましたが、でもそういうレンティオのメンバーが好きで投資に至っているので、むしろ作戦通りかもしれません、笑。投資検討プロセスも非常にとんとん拍子に進みました。投資前から一緒に事業計画のブラッシュアップをする過程を経て、目指す方向性のベクトルを完全に一致できたと思っています。

投資を決めた理由

まず、第一に「所有」から「使用/体験/効用」を重視する消費構造への変化を捉えており、対象マーケットの高い成長性が見込めると考えたためです。顕在化しているコンスーマー向けのオンラインレンタルはまだ大きくありませんが、間違いなく、今後飛躍的に伸びていきます。この流れは社会構造上、不可逆です。 次に、 KPI(サイトトラフィック、CVR、ユニットエコノミクス)が軒並み良好、しかも予想していた数値よりもはるかに良かったことです。どのKPIを取っても、ポジティブサプライズでした。 そして、最後に何と言っても、経営チーム。とにかく真摯で正直、また徹底的な顧客目線を貫いており、レンタルビジネスの地道なオペレーションに全力で向き合っている姿勢は、強い共感を生みました。

マーケットポテンシャル

顕在化している(短期需要を中心とした)コンスーマー向け家電レンタル市場は数百億円前半程度と考えていますが、伸びシロは非常に大きいと考えています。特に、今後注力する、レンタル後購入やサブスクプラン(アイロボット社などとの提携)により、兆円規模で存在する小売市場の一部を取ることが可能です。なお、「購入ではなくレンタル(購入だけではなくレンタルによる使用もある)」という想起は未だに一般に普及しておらず、啓蒙活動は今後の課題だと考えています。

いかがでしょうか。印象が大きく変わった方もいるかと思います。

このあとには、「競合優位性」「投資時点でのマーケットフィット」「エクイティストーリー」などが語られ、こちらも面白いので興味のある方はぜひ全文をご覧ください

さいごに

私自身、ITスタートアップ業界に入ってもう10年になりますが、ベンチャーキャピタルからのコメントを見て新たに発見することも多く、面白いコンテンツを提供できたと自負しております。

推薦の数はまだまだ少ないですが、一本一本は骨太な文章となっておりますので、ぜひ企業選びの参考にしていただけますと幸いです。

コメント付きの求人はこちらでご覧いただけます。

それでは。

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