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Rubyエンジニアとして活躍するために必要な要素を徹底解説

Rubyエンジニアの仕事内容

近年、必須スキルとしてRubyを上げる案件をよく目にします。

2004年、Rubyのフレームワークである、Ruby on Railsの登場で注目を浴び、今もなお様々なアプリケーション開発に使われています。

コードがシンプルなことから、Rubyを好んで使うエンジニアも多く、今後も注目を浴び続ける可能性は高いでしょう。

実際に、開発速度が早く、アジャイル開発や小規模開発に向いていることから、スタートアップ企業や、ベンチャー企業がRubyエンジニアを求める傾向は強いです。

その理由は、Ruby on Railsの圧倒的な使いやすさにあると言っても過言ではありません。

では、Rubyエンジニアは、実際にどのような仕事をしているのでしょうか。以下で、その実態に迫って行きます。

Rubyエンジニアはアプリ開発などの案件が多数ある

Rubyエンジニアの業務例
Webアプリ開発業務システム開発インフラ開発コミュニティシステム開発

Rubyエンジニアの仕事は、上記にのように多岐に渡り、現在、需要が高い言語と言えるでしょう。

Rubyを用いた開発現場では、Ruby on Railsやwaves、Sinatra、Merbなどのフレームワークを使うことが多いです。中でも特に人気なのはRuby on Railsです。Progateでも学ぶことができて、これからRubyを学ぶ方にとっては、習得しやすいフレームワークと言えるでしょう。

RubyはWebアプリ開発などで使用されることが多く、多くのスタートアップ企業や、ベンチャー企業の開発で使われています。自社開発をしている企業で、研修はRuby習得に向けて教育し、そのままRubyを使って開発をしていくところも多いです。

主な案件は、ショッピングサイト制作やポータルサイト制作です。データベースと接続し、ユーザーの情報を管理するシステム開発が多い印象です。

Rubyの案件としてはあまりメジャーではありませんが、業務システム開発の案件もあります。Ruby以外の言語で、既に業務管理システムや在庫管理システムを開発した経験があるなら、設計書作成から携われる可能性もあります。

また、Rubyはインフラ業務の生産性を上げるツール開発にも使われます。インフラエンジニアがRubyを使って開発をするというよりは、Rubyエンジニアがインフラエンジニアから「業務を自動化できるシステム作って欲しい」などと依頼され、開発するケースがあります。

バグの改修などもインフラエンジニアがやることは少なく、Rubyエンジニアの仕事として依頼されます。

さらに、SNSやマッチングサービスアプリでも、Rubyは使われています。特に、マッチングサービスアプリの利用者は近年上昇しており、それに応じて仕事の依頼も増えています。

このように、Ruby on Railsの登場により、Rubyを使ってできることが幅広くなりました。そのためRubyを学んで転職する人も多く、現在需要が高い言語スキルと言えるでしょう。

フリーランスになって年収1,000万円超えも十分可能

Rubyの開発案件はクラウドソーシングサイトでも数多く存在し、Wantedlyでも「Ruby、Ruby on Railsが使える方優遇!」という募集記事もよく目にします。

案件自体が多いため、Rubyの知見があればフリーランスエンジニアとしては非常に働きやすくなるでしょう。そのため、フリーランスエンジニアとして独立するなら、まずはRubyの案件を狙う人も多数います。

実際の案件で言うと、ECサイトの制作依頼が目立ちます。クラウドソーシングサイトで調べてみると、たくさんの案件が出てきます。

他にも、PHPなどの言語で書かれたシステムをRubyで再構築する案件もあります。

実際に単価を見てみると、クラウドソーシングサイトで月収30万~50万円の案件がありました。ただ、クラウドソーシングサイトは単価がかなり低く設定されています。

手軽に案件を見つける点では優れていますが、経歴もあってより高単価な案件を見つけたいのであればフリーランスエージェントを使って案件紹介してもらう方が良いでしょう。

フリーランスエンジニアは、自分で営業してプロジェクトに参画しなければなりません。上手く行けば月100万円越えの案件も獲得できますが、自分を売り込むことは簡単ではありません。それに加えて、契約時の交渉やクライアントとのトラブル対処も自分でしなければなりません。不遇な対応をされることもあれば、報酬期限を守られなかったりもします。

そんなフリーランスエンジニアを助けるために、契約周りの対応や営業をしてくれるのがフリーランス専門のエージェントです。

単価も良いのでかなりの技術力が求められますが、すでにエンジニアとして数年の経歴をお持ちの方なら、高単価な案件を紹介してもらえるでしょう。

未経験からでもRubyエンジニアになるために必要なスキル

必要な基礎知識
Ruby on RailsDB知識バージョン管理ツール(GitやSVNなど)の知識

ここでは、Rubyエンジニアになるために必要な知識を紹介します。Rubyエンジニアだから、Rubyだけ学べば良いかと言われるとそうではありません。

特に、Ruby on Railsは使わない案件はないと言えるほど必須スキルです。必須言語に「Ruby」とあれば、「Ruby on Railsまでできる人」を指していると思って差し支えありません。

そして、Ruby on Railsを学ぶなら、データベース(以下DB)の知識も必要です。

DBに接続することで、検索機能、新規登録に更新機能、削除機能などを作ることができます。すると、必然的にSQLのスキルも必要とされます。SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEなど、基本的なSQL文はマスターしておきましょう。プログラミング学習サイトで容易に学べます。

DBの歴史は長いため、ベテランのエンジニアはSQLに強い傾向が高いです。そのため、エンジニアとして独立を考えるのであれば、DB周りに強くなることが必須とも言えます。

テーブル結合やサブクエリまでは網羅できていないと、高単価案件獲得は厳しいでしょう。

データベースにもMySQLやOracleなどさまざまな種類があり、それぞれ関数名などが若干異なるので、案件でどのデータベースを使うのか把握し、事前に調べておくことをおすすめします。

また、共同開発現場ではバージョン管理ツール(サブバージョンとも言われる)を必ずと言って良いほど使います。GitかSVNの知識は最低限持っておきましょう。Gitであればプログラミング学習サイトで学べるので、一通り学んでおくと良いかもしれません。もし、現場でSVNを使っても、概念的なものはGitと似ているので、十分に対応できるでしょう。

RubyエンジニアにはフロントエンドのスキルやUI/UXの知見も求められますので、以下で詳しく見ていきましょう。

フロントエンド全体のスキル

フロントエンドのスキル
HTML5CSSCMSJavaScipt各種APIWebGLなど

Rubyはコードがシンプルで開発の生産性も高いため、未経験エンジニアから多くの人気得ています。プログラミング学習サイトで勉強した未経験者たちも、案件獲得を果たしています。そのため、技術レベルの差も生まれやすいです。その中で、Ruby以外にもフロントエンドのスキルまで対応できると強いです。

Rubyのようなサーバーサイド言語は、HTMLのformに入力された値を受け取り、データベースと接続しデータのやり取りをします。そのデータを画面に表示させる機能を作らなければなりません。これらはECサイトの検索機能や、新規登録機能の制作依頼などで求められる技能です。その場合は、HTMLのスキルはあることが前提とされます。

さらに、サイト制作であればサーバーサイド処理のみではなく、画面を扱うことも多いため、CSSやJavascript、jQueryなどフロントエンドのスキルも要求されます。

画面を扱う案件でJavascriptを使わないものはほとんどないため、学習して損はありません。初めのうちは難しく感じる人が多いので、JavascriptのライブラリであるjQueryからやると取っ付きやすくなるでしょう。jQueryも現場で頻繁に使われるため、役に立つ場面が多いです。

これらの言語に知見があれば、高単価の案件獲得に近づけるでしょう。

UI・UXに関する知識とスキル

Rubyエンジニアとして高単価案件を獲得するために必要な知識に、「UI・UX」があります。

ここ最近、ようやく頻繁に聞くワードになってきたので、なじみのない人もいるかもしれません。UI・UXとは、ざっくり説明すると「利用するユーザーのメリットを考えること」です。厳密に言うと論争が起きるほど深い話になりますので、この記事では割愛させていただきます。

開発エンジニアならば設計書を作成したり、設計書ベースで製造することが多いかと思います。そのときに、「ユーザーのためを考えてどれだけ突き詰めて設計できるか」。あるいは、「この設計書って本当にターゲットとなるユーザーのことを考えて作られているの?」という疑問を持ちながら製造ができると、重宝されます。

開発したサービスを多くの人に使ってもらうためには、ユーザーが使いやすくなるように工夫する必要があります。

たとえば、サイトのトップページの画像の配置や大きさ、ハンバーガーメニューを押下したあとの挙動など、ユーザー視点で考えられると質の高いサービスとなるでしょう。他にも、入力必須項目に入力がされなかった場合や、半角数字で入力すべきなのに、全角数字が入力された場合のエラーメッセージも、ユーザーにとって分かりやすいものであるほど良いです。

近年、多くのアプリケーションが登場し競合も増えていく中、「いかにユーザーメリットを追及したサービスなのか」という観点が重要になっています。ユーザーの生活や人生をいかにより良いものとするか。ただ設計・開発をするのではなく、ユーザーの視点で考えられるエンジニアになると、請け負える仕事の幅も増えます。

実際にUIデザイナーは、いかにターゲットとなるユーザーが快適にアプリやサイトを使ってくれるにはどうすればいいか考えることが仕事です。

その知見が備わっているエンジニアほど、上流工程の仕事も勝ち取りやすくなり、年収も上がります。

余裕があればUI・UXについて学んでおくと良いかもしれません。

Rubyエンジニアの年収と将来性

ここでは、Rubyエンジニアの年収と将来性について触れていきます。

しかし、年収に関しては技術力によって変動しますし、Rubyの将来性も長い目で見るとどうなるか分からないので、あくまで参考程度に留めておいてください。

年収は約700万円前後

Rubyエンジニアは「近年最もエンジニア市場で需要がある」と言われています。

「最も」という表現に、少し大げさだと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、非常に人気がある言語であることは間違いありません。

フリーランスや副業向けの業務委託の相場は50万前後と言われており、開発期間が3ヵ月に渡る長いプロジェクトだと、1つの案件で300万円以上のものもあります。

技術力があれば、年収700万以上稼ぐRubyエンジニアになることも夢ではないでしょう。

ある程度エンジニアとして開発経験があるなら、高単価な案件も獲得できます。特に、Javaのようなオブジェクト指向を持った言語の経験があるなら、同じオブジェクト指向を持つRubyの学習もスムーズになり、習得も劇的に早まります。案件の獲得もしやすいはずです。

他言語で書かれた既存システムを、Rubyでリプレイスする案件もあるので、Ruby以外の言語の知見はあって損はありません。高単価な案件ほど、様々な言語スキルを求められる傾向にあります。

とはいえ、エンジニアとして年収を上げたいならば、上流工程に進むことも考慮すべきです。要件定義からこなせるようになれば、年収1,000万円も夢ではありません。

将来性が高い

Rubyの将来性は現状では高いと言って良いでしょう。少なくとも、明日からすぐに衰退していく言語ではありません。まだまだ多くの案件が生まれ、Rubyを使う現場も増えていくでしょう。

Rubyは大規模開発には向いていませんが、「開発速度が非常に早い」という点でアジャイル開発や小規模開発で頻繁に使われています。

また、頻繁にアップデートが必要なアプリケーション開発では、「開発速度が非常に早い」というRubyのメリットが発揮されるため、Rubyエンジニアの必要性が高まります。

Ruby on Railsを習得していけば、ECサイト制作やSNS制作、ゲーム開発など幅広い案件を受けられるようにもなるため、様々な分野での活躍が期待できます。

Ruby on Railsを習得するためには、データベースの知見も必要ですので、SQLの学習も避けては通れません。プログラミング学習サイトもたくさんあるので、学んで見ると良いでしょう。

Rubyエンジニアは将来性が高い職種

いかがでしょうか。

今回は、Rubyエンジニアの仕事や将来性、年収などについてお伝えしました。

Rubyは早く開発できる点がメリットで、アジャイル開発と相性が良いです。

そのため、スマホのアプリケーションやECサイトの募集要項ではRubyが必須スキルとなることも多く、将来性の高さもそこから読み取れます。

特に、Ruby on Railsの使いやすさが人気の秘訣であり、Rubyエンジニアの案件でRuby on Railsを使わないものは少ないです。RubyエンジニアになるためにはRuby on Railsの習得は必須であり、今後も需要が高い状態を維持し続けるでしょう。

また、エンジニアと言ってもただプログラミングだけできれば良いわけではありません。Rubyエンジニアとして独立するために必要な知識として、DBやバージョン管理ツール、そしてUI・UXの知識を紹介しました。

Rubyは学習コストも低く、初心者でも学びやすく将来性もあります。この記事が、高単価な仕事を獲得できるきっかけとなれば幸いです。