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■キャリアとスキルアップ
2023.07.25 2024.03.05 約2分
2023.07.22 大盛況のうちに幕を閉じたオフラインイベント!Hack.BAR × フォークウェル コラボ企画「言語カクテルとエンジニアの人生に触れる夜」。当日のLTからレポートを速報でお届けします。
Vol.1はこちらから
かとじゅん
執筆 WEB+DB PRESS Vol.126 – 21周年記念エッセイ 今も読み続ける1冊の本 レビュー |
フォークウェルさんのイベントなのに LAPRASさんの指標を出してしまうという失態を犯してしまいました(笑)。影響力のスコアが、170万人中30位というポジションの人間で、執筆やレビューなんかも担当しています。
キャリアは旅の如く、その旅路そのものに醍醐味があります。
見たことのない風景や未知の食べ物との出会いは、絶えず新しい体験を与えてくれます。
キャリアもまた、最終的な目標に辿り着くためだけの旅ではないのです。
キャリアの中で得られる学びや経験、出会いといった多くの価値が存在します。目的と手段の二項対立から逃れて、キャリアの旅そのものを楽しむことが私たちの成長にとって大切なのです。
目的や手段に捉われると、キャリアの旅路が苦行になってしまいます。
前半はこれまでのキャリアを簡単にご紹介します。
小学4年生からBASICをはじめました。この頃はまさか将来、仕事になるとは思いもせず、趣味のゲーム作りに没頭する日々を過ごします。
二十歳で東芝へ入社。あらゆる言語との出会いと別れ(挫折)を繰り返します。98年には東芝を退職し、SIerの世界に飛び込みます。この時「大手を辞めて大丈夫か?」と、かなり慰留されましたが、今となっては蛍光灯工場もなくなり、正しい選択だったと思います。
教え上手な先輩に恵まれ、東芝時代に一度挫折した C++ を習得。その時のC++開発では、既存のクラスライブラリに頼らず、クラスライブラリ自体をフルスクラッチで開発するという環境のため、かなり現場で鍛えられました。
C言語でオブジェクト指向を実践してみたり、会社を開発会社を立ち上げて Java や C# の案件を受けたり、とにかくがむしゃらに働きました。
最初はとにかく経験を増やすことが重要なんです。
2009年に Scala、DDDを知り、原書で実践するようになると、執筆や翻訳レビュー、連載の依頼が増えてきました。
DDD著者から直接講義を受けたり、ブログを書いたり、精力的に活動するなかで、設計を議論する機会が増えてきました。この頃、37歳。何をはじめるにも遅すぎることはありません。
Scala、DDD との出会いで新しい設計パラダイムを知り、これは10年先でも通用する知識だと実感したことで本気で取り組むようになりました。
2011年にはドワンゴに入社し、ニコ動のスマホ向けのバックエンドを担当。当時、使用していた Scala は今でも引き継がれているようです。2014年にチャットワークに転職。最近は、Akkaを採用し、マイクロサービス化を進めています。
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エンジニアとして学び、実践につなげるというのは誰もがやること。それだけではなく、自分のキャリアの旅路そのものを楽しむことが大切だと思っています。*個人の考えであり皆さんに強要するものではありません
人間は目的を持って生まれてくるわけではありません。目的は後からつくるものです。生きていること自体が目的でも良いのです。自由すぎるが故に、可能性も責任も無限大。目的に縛られすぎず、柔軟に生きていきましょう。
ジョブズの言葉にあるように、先に点と点をつなげようとしてもうまくいかないんです。あまりに将来を心配し過ぎて、今に集中できなくなることは、生産的ではありません。
仏教には、一の矢、二の矢という教えがあります。一の矢は、避けられない苦しみですが、二の矢は、自分の思い込みによって訪れる苦しみです。あまりにも自己に注目しすぎる人はメンタルを壊しやすいという研究結果があります。これはネガティブマインドだけが当てはまるのではなく、過度な自分探しにも当てはまります。自分に注目しすぎず、周りに目を向けてみることがキャリアの旅路を楽しむことに繋がると思います。
みなさんも自分のキャリアの旅路を楽しんでください!
およそ100名のエンジニアが 渋谷ソラスタ15Fの CARTA HOLDINGS 会場に集結。
この日のために特別に作られた言語カクテルを楽しみながら、久々のオフラインイベントに盛り上がるエンジニアの方々。予想を上回る来場数に立ち見の方も。
Togetter ▶ 「言語カクテルとエンジニアの人生に触れる夜」Forkwell×HACKBAR みんなの様子
今後もオフラインイベントをいろいろ企画してます!ご参加お待ちしております!▶ https://forkwell.connpass.com/