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■Forkwell エージェント体験
2024.07.01 約4分
「Forkwell エージェント」を利用して転職に成功したITエンジニアたちの本音を探るシリーズ。これから転職を考えているエンジニアの皆さん必見です。
Forkwell エージェントとは? 市場の変動がキャリアの不確実性をもたらす昨今、エンジニアに寄り添うキャリア支援サービスを提供。スポーツ選手のエージェントのように、次のキャリアを提案します。募集中の案件紹介だけでなく、ニーズがありそうな企業へ交渉し、理想の案件を創出。魅力的なポートフォリオの添削、面接対策、給与交渉もサポート。
3年のフリーランス経験を経て正社員として転職することを決めたSさん。志望度の高い企業からのお祈りメールに心が折れそうになるも、同棲中の彼女・エージェント赤川による2日間の面接強化対策を経て、大手SaaSメガベンチャーへの転職を成功させた。エージェント赤川は、どのようにSさんに寄り添い、転職を支援したのか。インタビュー後の飲み会で、「赤川さんが担当になったのは、転職エージェントガチャでLRをひいたような幸運でした」というパワーフレーズも。
― ― この度はご転職おめでとうございます!「Forkwell エージェント」へ相談いただく前は、他社のエージェントを利用していたとのことですが、どのような打ち合わせをされていたのでしょうか?
S:そうですね。基本的に「最近のご状況は?」から始まり無難な打ち合わせで終わることが多かったですね。話は聞いてもらえますが、「これをしましょう」といった具体的な提案がなく、結局は自分で探さなければならないと感じることが多かったです。私の場合、業務委託から正社員への転職なので、動き方や給与設定について情報収集したかったのですが、十分なフィードバックがなく、どうしようかと困ったまま終わることがありました。
― ― 求職者としては不安になりますよね。実際に求人の紹介はあったのでしょうか?
S:エージェントからの直接的な紹介はなく、主にデイリーで届くスカウトを確認してました。結局、自分で探している状況と変わらなかったですね。
― ― 選考に進んだ案件はありましたか?
S:ほとんどありませんでした。だから実質的にエージェントに伴走してもらう転職活動は今回が初めてですね。
― ―「Forkwell エージェント」を利用する前に、ご自身で取り組んだことはありますか?
S: まずは、現職でパフォーマンス改善や裁量のある業務に取り組みました。転職を考え始めたときは、フォークウェルを検索して、「Forkwell エージェント」にコンタクトを取りました。これまでも フォークウェルの勉強会 に定期的に参加していたので、転職サイトであるという認識は持っていたのですが、キャリアアドバイザーや転職支援サービスの存在は知りませんでした。偶然見付けてメッセージしましたね。赤川さんから「どうやって知りましたか?」と聞かれて、*実はあまり大々的に告知しているサービスではないと知って「これは今転職タイミングですよという巡り合わせなのかも」と思ったことを覚えています(笑)。*当時はベータ版としてターゲットを限定して展開していたため。
― ― 赤川との面談はいかがでしたか?
赤川:本人を目の前にして話しづらいかもしれないのですが(笑)。
S: まずコンタクトを取った当日に私が早めに話したいことを伝えると「今日お話しましょう!」という返事をいただいたので、スピード感に驚きましたね。業務委託から正社員になる際の年収の調整について分からないことだらけだったので、赤川さんが具体的なデータや感覚値をもとに「こんな感じになります」と教えてくださって転職の方向性やゴールのイメージがハッキリしました。
― ― キャリアの棚卸やプロフィール添削について印象に残っているアドバイスはありますか?
S: 実は業務委託をしていた3年間での経験が正社員として評価されるかどうか非常に不安でした。赤川さんにスキルや直近の取り組みから評価に繋がりそうなものをピックアップしてもらい、「ここをもっと明確に、これを目的に記載して…」と具体的にアドバイスをもらいました。実際にこれがポイントになって企業から高評価をいただくことができたので感謝しています。あとは一見、ネガティブに見えるような部分に関しても代替案を3パターンくらい用意してもらえたり、経験豊富なんだなぁって。安心して相談できました。
赤川: 確か職務経歴の書き方や退職理由についてでしたよね。
S: そうですね。あと希望年収の書き方について「何百万」という部分をどう書くのかという細かい質問も丁寧にフォローしてもらえて参考になりました。
― ― ご紹介した求人の内容や企業とのマッチングはいかがでしたか?
S: ご紹介の際に企業が重視するポイントや社風などを具体的に教えていただきました。私からも希望する企業を提案したことがありましたが、赤川さんが「この会社はこういう社風で、マッチしそうです」と具体的にアドバイスをくれました。知り合いの話かと思うほど詳細だったので、非常に参考になりました。
― ― 面接対策について、赤川からのフォローはいかがでしたか?
S: 今回内定をいただいた大手SaaSメガベンチャーの最終面接直前に面接対策をしていただきました。久しぶりの面接で長々と話してしまうことが多かったのですが、「これは簡潔に答えましょう」「こういう答え方の方がより良い」というアドバイスをいただきました。自分の伝えたいことを尊重しつつのアドバイスだったので、非常に安心できました。
― ― 大手SaaSメガベンチャーの面接対策はシミュレーションを行い、しっかり対応していたようですね。
S: そうですね。面接対策をしていなかったら受かっていたかどうかわからないくらい、非常に参考になりました。
赤川: 確か、2日連続で行いましたね。
S: はい(笑)。赤川さんと同棲中の彼女に協力してもらい面接練習をしました。1回目はかなりグダってしまったのですが…。
赤川: 翌日には完璧に修正されていて驚きました。1日でこんなに変わるとは…!!
S: 「短く話す」をポイントに練習しました。このポイントをつかむことができただけでもかなり有益でした。
― ― ITエンジニアの転職では、その業界や職種の知見を持ったエージェントでないと痛い目を見ることもあると聞きます。そのあたりは、いかがでしたか?
S: 赤川さんは非常に豊富な知識を持っていると感じました。今回はカジュアル面談を含め長期に渡っていたので、正直疲れてくることもありました。お祈りメールが来たときなんかは素直に凹みますよね。赤川さんは「たくさん受けましょう!」「早めに行きましょう!」という提案ではなく、「行き詰まったら一旦休んだりすることも大切ですよ。」とアドバイスをくれたので、本当にパートナーのような安心感がありました(笑)。それとネガティブな質問にも忖度なく答えてくれるので、安心して質問できましたね。
赤川:ちなみに、ネガティブな質問というのは具体的にどのようなものでしたか?
S: 例えば、面接で何社か落ち続けたときに「希望年収を下げた方が受かりやすくなるのでは」と相談したこととか……。
赤川:はいはい、ありましたね!
S: 赤川さんは「確かに受かる可能性は上がりますが、生涯年収を考えるとデメリットが出ます」と具体的な理由を説明してくれました。今となっては、安易に年収を下げなくてよかったと思っています。
赤川:結果的に希望年収で内定が出てホッとしました。私もアドバイスした手前、本当はヒヤヒヤしていたので(笑)。
S: はい、希望の年収額を満額いただけたので非常にありがたかったです。
赤川: 今回の転職活動を振り返って、Sさん自身のエンジニアとしての新しい側面に気づいたことがあれば教えてください。
S:自分は技術が好きなエンジニアで、新しい技術をキャッチアップするのが好きだったので、技術志向のキャリアを目指していました。でも面接を通して気づいたのは、技術を手段として捉え、サービスを作っていく方が自分に自然に合っているということ。これは大きな発見でした。
赤川:確かに面接を通しても、事業やプロダクトに対して前向きに取り組む姿勢が評価されていましたね。
S:そうですね。最初は Go や Python を活かせるポジションを探していましたが、途中から技術や言語に関係なく、事業やサービスの価値観を重視するようになりました。赤川さんの紹介を通じて、その視点に気づいたことが大きな転換点でした。
赤川:最初は技術志向で話をしていましたが、事業会社でプロダクトに向き合う姿勢が評価されることに気づいたのは大きな発見ですね。今の世の中ではそのような人材を求める会社も多いですし、その良さに気づけてよかったと思います。
赤川:Sさんの転職活動を振り返って、満足のいく結果になったと思いますが、ご自身のどのような姿勢が良い結果に繋がったと思いますか?
S:結果的に良かった点として、自分で課題を見つけて取り組んだタスクが評価されたと思います。業務委託の範囲でも、自分で裁量を持って行動したことが自然に言葉に出て評価いただけたのかな。日頃からエンジニア関連のキャッチアップをしていたことで、面接中に技術的な話題について行けたのも良かったです。
赤川:日々の研鑽が良い結果に繋がったのですね。素晴らしいです。
赤川:転職活動は思ったよりもスムーズにいきましたか?当初のイメージと実際のギャップはどうでしたか?
S:前回の転職より苦労しましたね。志望度が高かった企業なのに書類選考や一次面接で落ちてしまうこともあり、最終面接に進むまでが大変でした。
赤川:中堅エンジニアの方を支援していると、意外とスムーズにいかないことも多いんです。Sさんの場合、お見送りされたときの感情はどうでしたか?
S:やっぱり志望度が高い企業での不合格はショックでした。仕方ないので寝て忘れるしかないですけどね。何度もお祈りメールが届くとやっぱりショック。赤川さんが察して「30分話しませんか?」と声をかけてくれたことが嬉しかったです。話すことでリフレッシュや気持ちの整理ができるので伴走してもらえて良かったです。
赤川: 振り返ってみて「あの時こうしてもらいたかった」という点があれば、遠慮なく教えてください。
S:最終的に内定をもらうまでに志望度の高い企業をいくつか面接しましたが、落ちてしまいました。もし、内定企業の最終面接前に行った面接トレーニングをもう少し早い段階でお願いできていたら結果は違ったのかもと思います。テキストで想定問答集を作っていましたが、端的に話すことと書くことは違うんですよね。そのイメージをもっと早く持っていれば、より良かったかなと思います。
赤川:確かに、志望度の高い会社が減ってくるなかで、もう後がないという気持ちで面接対策をガッツリ行いましたね。もう少し他の企業の選択肢を残した状態で早めに対策、面接の練習をしていれば良かったですね。
赤川:ご自身と同じような境遇のエンジニアの方に何か助言できることはありますか?
S:結局、自分の意思を持って取り組んだことが財産になると思います。業務委託や正社員など雇用形態に関係なく、先導して取り組む姿勢が後々評価されるのだと思います。技術的な質問に答えるのが難しいこともありますが、悩んで取り組んだ経験を社内ブログなどにまとめておくと、ポイントや考え方が整理され、後で役立つことがあります。しっかり取り組んだプロジェクトについて記録を残しておくことは大事だと感じました。
赤川:仕事で得た経験やエピソードをブログの記事などでアウトプットしておくと、職務面接で役立つかもしれないということですね。
S:そうですね。ブログや登壇なども含めて、自分の経験を共有することが自分の助けになると思います。
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