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Forkwell調査

ITエンジニアの「年収800万円を実現した方法」を調査

ITエンジニアの「年収800万円を実現した方法」を調査

ハイキャリアエンジニアが答える、年収アップ 3つの秘訣

◎年収800万円以上を稼ぐITエンジニアの秘密に迫る!年収800万円以上という数字は、多くのITエンジニアにとって一つの大きな目標です。そこで、この壁を超えたITエンジニアたちに、彼らの成功の秘訣を探るためにアンケートを実施しました。この記事では、ハイキャリアエンジニアがどのようにして技術力を高め、キャリアを構築し、年収を上昇させてきたのかを詳しく掘り下げていきます。

【ちょっと宣伝】上級エンジニア特化のキャリア支援サービスをはじめました!

市場の変動がキャリアへの不確実性をもたらす昨今、これまで以上にエンジニアに寄り添いたいという想いから、上級エンジニア特化のキャリア支援サービスをはじめました。スポーツ選手のエージェントのようにエンジニアの立場で次のキャリアを提案いたします。一般的な転職エージェントのように募集中の案件を紹介するだけでなく、あなたの理想のキャリア実現に向けて、ニーズがありそうな企業へ交渉し、望ましい案件を創出する働きかけも行います。無料で利用できますので、お気軽にお申し込みください。

1:技術力のある会社で経験を積む

技術力の高い会社での経験は、ITエンジニアのスキル向上に不可欠です。そこで得られる多様なプロジェクトや厳しい課題は、自身の技術を磨き、市場価値を高める大きな機会となります。成功への道は常に挑戦と学びの連続です。

  • 技術力に定評のある会社での経験を積む
  • 自身の得意な技術に隣接する技術を身につける
  • 基礎知識や基本的な技術を身につける
  • 技術は大事だが、コミュニケーションも大事
  • 人気の技術習得

「技術力に定評のある会社 TOP20」を近日中に公開します!ぜひ参考にしてください。

2:アウトプットを増やす・登壇経験などで自信を付ける

アウトプットや登壇経験は自信の源泉。公の場でのプレゼンテーションは、コミュニケーション能力と影響力を高める重要なステップです。

  • 登壇経験などで自信を付ける
  • とにかく結果を残すことを意識してアウトプット
  • 幅広い分野への興味と強みの構築、外部発信など
  • 時間が許すのであれば、コミュニティに参加しアウトプットを増やす
  • 3年後ぐらいを見据えて戦略的にスキルを形成する
ITエンジニア向け勉強会 登壇者募集

3:給与交渉をタブー視しない・転職する

給与交渉と転職はキャリアアップの重要な側面です。自分の価値を正当に評価してもらうことは、プロフェッショナルとしての自尊心を保つうえで不可欠です。

  • 給与の交渉をタブー視しないこと
  • 転職での交渉
  • 技術力を追い求めるよりも、給与が上がるところに転職
  • 結局は企業の業績が良くなければ年収は上がらない
  • 会社が稼いでいる以上の給与は絶対に出ないので、報われていないと感じたら会社を変える
  • 外資系や給与の高い会社への転職
  • 転職が手っ取り早い
  • スタートアップ企業はハイリスクハイリターン
  • 3年程度は1つのところで働いて転職するのが良い
  • 給与が上がる会社に転職すること
  • 評価してもらえる場に行く

適切な報酬とキャリアの進展を求める際には、フォークウェルのキャリア面談が大いに役立ちます。エキスパートによるアドバイスで、あなたのキャリアプランをより戦略的に練り上げましょう。

ITエンジニアのキャリア面談

番外編:市場で通用する人材であり続けること

常に戦えるITエンジニアであり続けるために、休日も勉強をするべきという声も。しかし、自分を過度に追い込まないことも重要です。

  • マインドセットと自己評価
    • 自分が必要とされる職場環境を作る
    • 市場価値と自分の現状を相対的に見る
    • 市場で通用する人材であり続けること
  • その他
    • 会社との相性
    • 会社に頼りすぎず、自ら行動すること
    • マネジメントよりのキャリアも含みで考える
    • 休日もエンジニアとしての勉強を必ずするべき
    • アドバイスはありません、なぜ年収が上がったのか私自身も理解していません

フォークウェルが提供するイベントやセミナーでは、最新トレンドや技術の学び、ITエンジニアとの繋がりを深める機会があります。自己成長と健康なワークライフバランスのために、このような気軽に参加できる勉強会なども活用してみてください。

ITエンジニアの年収に最も影響を与えたことTOP3

「年収アップ 3つの秘訣」では、年収アップのための戦略に焦点を当てました。次は「実際に年収に最も影響を与えたこと」をご紹介します。具体的な出来事や決断がどのように年収に影響を及ぼすのでしょうか。

以下は「下記のできごとが年収800万円を超えることにどれだけ影響を与えましたか?」という問いを5段階評価(大きくプラス、プラス、どちらでもない、マイナス、大きくマイナス)したものです。

  • 選択肢
    • 技術スキルの向上
    • 資格・認定の取得
    • プロジェクトの成功や成果
    • 管理職やリーダーへの昇進
    • 企業の業績向上やボーナス
    • 転職
    • 副業

*ランキングは大きくプラスに働いた、プラスに働いたの得点を合計したもの

1位 技術スキルの向上:84.7%

技術職において、給与の基盤となる技術スキル。チームやプロジェクトを効果的に指導するためには、高い技術力が不可欠です。また技術スキルの向上は個人のキャリア発展だけでなく、組織全体の競争力をも高める重要な要素です。

  • 技術スキルの向上が自分にも周囲にも影響を与え、全体を押し上げる効果があった
  • スキル向上とそれに伴う経験
  • 技術スキルの向上(素早く開発を進めることが評価される会社だったため)
  • 副業が技術スキル向上につながった

2位 転職:72.9%

スキルレベルが変わらなくても転職によって年収が倍増する事例があるように、技術力を適切に評価してもらえる環境に身を置くことはとても重要です。また、転職や転職活動は単なる「職場変更」だけでなく、それを通じて自分自身の市場価値を正確に把握し、求められるスキルや人物像を肌で感じる絶好の機会。キャリアビジョンを明確化するための有力なステップともなり得ます。

  • 会社の売り上げが高い会社への転職
  • 転職オファーによりアップした
  • 転職。今の会社に入ってベースの給料が大きく増えた
  • 転職に対する引き留めで現職の給与が上がった
  • 言い値を出してくれる会社に転職した
  • 金を出してもらえるマーケットのところに転職した
  • 地方在住だが都内の企業に転職しリモート勤務。東京の給与レンジになった
  • 経験と技術を正当に評価してくれる会社に出会った
  • スキルは同じだが、会社を変えただけで年収が倍になり800万円を超えた
  • 転職で大幅に給与があがった
  • 転職の度に少しづつ給与が上がった
  • 給与レンジが高い会社に転職した
  • 転職時に大幅に年収アップの交渉をした
  • 転職により労働分配率と業績好転により、給与賞与あわせて前職を上回る収入を得る事ができた。

3位 プロジェクトの成功や成果:71.2%

転職時の給与交渉において、単なるスキルだけでは交渉が難しい場面もありますが、具体的なプロジェクトの成功実績がある場合、それを強力な交渉カードとして活用できます。

  • 社内の大きなプロジェクトを成功に導いた
  • プロジェクトの成功・成果。その成果を出せる経験とスキルの希少性
  • プロジェクトの成果(マネジメントも行っているので一概に技術だけでは評価されない)
  • 注目されているプロジェクトのリーダーになり、ある程度の成果を上げた
  • プロジェクトの成功とその評価に伴うプロモーション
  • 業務上で他社を巻き込んでプロジェクトを進める力
  • 本業のプロジェクトが成功し昇進した
  • プロジェクトの成功をアピールし転職することで年収アップ
  • 社内のランクで給与が決まる。ランクが上がる要因はプロジェクトの成功

番外編 「部下の報酬額が自分より高かった」

以下は「業務外で年収を上げる動機に繋がったもの」を記述式で回答したデータです。

  • 1位:子の誕生:25.4%
    • 子の誕生とマイホーム購入で大きなお金が必要になった
    • 今後のことを考える大きなきっかけになった
    • 夫婦だけならなんとか生活できるが、子どもが増えると途端に家計が辛くなる
    • 子育てしながら趣味や老後貯蓄するため年収がモチベになった
  • 2位:社外での交流:16.9%
    • 社外に目を向けることが多くなり自己研鑽を進めるモチベーションができた
    • 外部とのリレーションによる刺激
    • Openworkなどの給与情報と自分の年収の比較
  • 3位:結婚:15.3%
    • 結婚式に金がかかる
    • 家庭を持つには安定して高い収入が必要
  • その他
    • 自由なライフスタイルと旅行
    • 部下の報酬額が自分より高かった
    • ネット上にあるエンジニアの年収情報
    • 他者の年収情報。同じ職務なのに会社や業界の違いで大きな差があることを知った
    • そもそもソフトウェア開発が好きだった
    • スキルを極めたら結果的に年収が上がった
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生活の質や満足度の向上を大きく実感した年収は?

次は、生活の質や満足度が大きく向上したと感じる年収について調査しました。この結果を自身の将来像に照らし合わせ、目指すべき年収を具体的にイメージしてみましょう。

*その他には変化なし、実感なし、回答なしが含まれます

◎500〜 600万円、頑張れば貯蓄できる

節約を意識せずとも日常生活をストレスなく過ごすことができ、頑張れば貯蓄できるレベル。独身であれば十分、余裕のある暮らしを実現できそうです。 

  • 躊躇わずに技術書を買える
  • 横ばいだった貯金額が増え始めました
  • 節約を意識しすぎなくて良くなった
  • 毎月の貯蓄に回せる金額が増えた
  • 買いたいものは大体買える(独身なら)
  • 余裕を持って貯金することができるようになった
  • 自己投資に躊躇がなくなりお金の心配が減った

◎700万円〜 貯蓄や買い物に躊躇がなくなる

ここから生活がぐっと豊かになるようです。ちょっとした贅沢にも手が届き、投資や貯蓄にも手を回せるレベルです。

  • 躊躇せず買い物ができる
    • 買い物に躊躇が少なくなった
    • 値段が理由で買うことを躊躇することがなくなる
    • 旅行やイベントの個人スポンサーなどへの躊躇がなくなった
    • 欲しいものは一定買えるようになった
    • 買い物や食事で悩むことが減った
  • 投資・貯蓄
    • 貯蓄できるようになり心に余裕が生まれた
    • 節約しなくても貯蓄・投資に回せる
    • 普通の暮らしをしていれば貯金と投資ができるようになった
    • 生活資金以外に余裕を持って貯金や投資ができるようになった
  • その他
    • 少し余裕ができた
    • 収入を気にしなくなった
    • 年に2回の家族旅行でそれなりの移動手段、食事、宿を利用できるようになった
    • 気持ちに余裕ができた
    • 車の購入
    • 夕食を用意するのが面倒になり頻繁に飲みに行くようになった

◎800万円〜 ハイブランド・広い部屋・資産運用に手を出す

ちょっとした贅沢が日常に。家族への還元、自己投資が可能になり、将来に対する不安が減少することが分かります。

  • ちょっと贅沢な暮らしへ
    • 広い家、部屋に住める
    • 新卒の頃に比べて倍くらいの家賃が払える
    • 家賃が上がっても何とかなっている
    • ハイブランドに手が出せるようになった
    • 思い出にお金を使うようになった
    • タクシーに気軽に乗れる
    • 飲食の値段に気を使う必要がなくなった
  • 貯蓄
    • 貯蓄に回せるようになった
    • 資産の設計をし始めた
    • 生活の質を変えていないのに勝手に貯金が増え始めた
    • 可処分所得の増加を実感
  • 自己投資
    • 技術書の値段を気にせず購入できる
    • 一般的な価格の技術書やソフトウェアの購入に躊躇することが少なくなった
    • 以前はカップラーメンや冷凍食品ばかり食べていたが外食するようになった
  • 家族へ還元
    • 子どもの塾に全力課金できた
    • 子どもを学習塾に通わせられるようになった
    • 子どもの学費を払っても貯金できる
    • 細かい金額で同居人と口論することがなくなった
  • その他
    • 大きく変化したわけではないが、漠然と将来に対する不安感がなくなった
    • 無理なく普通の生活ができる
    • 貯金を気にしなくて済むようになった

◎1000万円〜 大きな変動なし

800万円以上は大きな変動が見られませんでした。高収入者は、収入が増えても生活スタイルを大きく変えず、余剰資金を貯蓄や投資に回す傾向があるため、日常生活における実感としての変化は限定的かもしれません。 

  • 多少無駄づかいしても嫁が文句を言わなくなった
  • 必要な時に必要なものが買えるようになった
  • 日常生活のクオリティが向上した
  • 普段の買い物や食事で金額を気にしなくなった
  • 貯金の余裕
  • 定額の積立、予定外の出費に備えた剰余金のプールができる
  • 貯金額の向上、投資の原資、新車の購入など

年収のみで幸福度を測ることはできない

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アンケート回答者のデータ

調査概要

アンケート名: エンジニアの年収と学習法に関するアンケート

調査対象: Forkwellに登録する20〜50代のエンジニア59名(現年収が800万円以上のエンジニアに限定)

注意事項:本アンケート結果は、回答者の個人的な経験や意見に基づくものであり、全てのエンジニアに当てはまるわけではありません。アンケートの回答者はForkwellに登録している20代から50代のエンジニア59名に限定されており、サンプルサイズが小さいため調査結果に偏りが生じる可能性があります。アンケート結果は、回答者の自己申告に基づくものであり、その正確性を保証するものではありません。

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フォークウェルプレス編集部

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