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「技術力の高さは、想像をはるかに超えていました」里石和也・渡邉航(株式会社チームスピリット、後編)〜Forkwell 採用成功インタビュー

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チームスピリット。その名が示すように、チームの中で一人ひとりが「主人公」として活躍することを理想に掲げる同社が目指すのは、人が人にしかできないことに集中できる世界です。

後編では、今年入社したエンジニアのお二人に、どのようなステップで入社に至ったのかを伺いました。

採用担当の方が、すごく接しやすかった

――カジュアル面談は、どんな雰囲気で進んだんでしょうか?

里石 基本的には、サービスの説明ですね。また「TeamSpirit」はサービスの基盤にSalesforceを利用していて、「AWS上にサーバーを立ててウェブサービスをやってます」というものではありません。そこで、Salesforceを基盤に採用した理由やどんな開発になるのかを詳しく聞きました。

松田 カジュアル面談では、半分は私たちの紹介をさせてもらい、半分は里石さんのことを聞く時間配分でした。里石さんには事前に質問をもらっていたので、Salesforceの説明を重点的にさせてもらいました。

里石 前職では工場のシステムをみていたのですが、特殊な環境上に古いコードで書かれたプログラムが現役で動いている世界なんですね。1970年代に書かれたコードが普通にあり、デバッグトレースすらなかなかできない辛い開発環境を経験しているので、「Salesforceってどれくらい大変なんだろう」と気になったんです。

松田 実際に、こういうところが気になっているというメッセージをもらってたんですね。なので、そこが解消できるのか、正しく理解してもらうことに努めた記憶があります。

里石 SalesforceがいくらJavaに近いとはいえ、やはり制限もあり、そういった自由にはならない部分もありのまま説明して頂きました。

ただSalesforceはReactが使える時点でかなり柔軟だろうとは思っていましたし、そもそも最近はAWSやGCPなど、用意されたインフラを利用してサービスを展開することが多く、であれば、それらインフラの使い方を覚えなければいけないのは一緒なので、あまりプラットフォームの制限には注目せずに選考を進めようと思いました。

――渡邉さんの面談はどんな感じだったんですか? 

渡邉 里石さんと流れは一緒で、最初はサービスの説明がありました。新サービスの開発も進めており、タイムマネジメントの機能が強化され、グローバル展開もしますって説明を受けました。

――面接を重ねる中で、入社意欲が高まった段階はいつ頃でしたか?

里石 最初に話していた、フィードバックがたくさんあったというところがやっぱりすごく大きくて。第1候補群でしたね。

――最初からずっと? 

里石 採用担当の方が、すごく接しやすかったですね。また「実際に働くであろうチームの方とお話できないですか」とお願いしたら、機会を設けていただけて、そのおかげでこれからどんな人たちと働くことになるのかのイメージができ、「こんな人たちとなら一緒に頑張っていける」と感じました。

「孫悟空」みたいなエンジニアとの出会い

――渡邉さんはいかがですか? 

渡邉 カジュアル面談の時に「いい会社だな」と思って。勤怠、工数、経費って自分たちも使ってるものですし、別々のサービスを使うのは面倒だな、一つにまとめたいなと思っていたところでした。

一次面接の時、あるエンジニアの方と会わせてもらえたんですけど、カリスマ的な人物で。「正直、これは勝てないな」って思いがあって、ここなら成長できると思えました。

――どんな人なんですか? 

渡邉 ドラゴンボールでいうと、孫悟空みたいな人ですね(笑)。英語を読み書きできるし、フロントエンドもバックエンドもできるし、会議の進行は素晴らしい、なんでもできる人です。

――面接って、何回くらいあるんですか? 

松田 3回ですね。最初にカジュアル面談があって1次面接、2次面接で内定です。

――その中で悟空と出会ったと(笑)。

渡邉 はい、悟空とクリリンが偶然出会ってしまった(笑)。

――選考プロセスについて、例えば「部署全員がOKを出さないと次に進まない」という会社もあったりしますが、貴社はどういうプロセスを踏まれるんですか? 

松田 カジュアル面談は基本的には私が担当します。状況によっては現場のメンバーに入ってもらい、一緒に判断することもありますね。

現場の面接に関して言うと、基本的には面接に参加しているメンバーで判断します。特に全員で判断するとかはないですね、人数も日本だけで30人くらいいますので。

技術力は、想像をはるかに超えて高かった

――内定を出そう、と思われたタイミングはどの辺りだったんでしょうか? 

松田 カジュアル面談後のコーディングテストではスキルも人柄もある程度わかるようになってるので、そこで2人とも十分可能性があるなと判断しました。そして次の1次面接で、是非一緒に働きたいという思いが固まりました。

――お2人は、並行して他社を受けていましたか?

里石 受けていました。最後まで迷っていたのですが、ウェブ上にあるチームスピリットのいろいろな記事を読み、Salesforceはあくまでインフラとして利用しているという印象を受けました。

前職ですと、ドンとフレームワークを置いて「みなさんこれを使ってください」みたいな感じで、トップダウンで来るんです。

ところが、チームスピリットの場合はあくまでSalesforceの便利なところだけを利用し、あとはサービスとしてどういう形にしたいかを考え、「ここは自分たちで作った方がいい」と判断した部分は自分たちで作る感じだったんですね。

そういった開発姿勢に、フレームワークが足かせにならず、より良いサービスを作っていける可能性を感じました。それが、働いてみたいと思った決め手ですね。

――渡邉さんはいかがですか? 

渡邉 自分は他社のカジュアル面談に行ったんですけど、魅力を感じなくて。チームスピリットは、カジュアル面談でサービスに魅力を感じたので、「ここ1本でいこう」と思っていました。

――入社前後で感じていたイメージとのギャップはありましたか? 

渡邉 やっぱり、お堅いイメージがあったんです。でも、入社したらフランクで。着物を着てる人がいたり。世界が広がりました。

里石 私も入社前と比べて、良い意味ですごいギャップを感じましたね。とても柔らかい社風で。逆に「悪い」ギャップはありませんでした。

渡邉 技術力は、想像をはるかに超えて高かったですね。「Reactを少し勉強して入社したら大丈夫だろう」というレベルで考えていたんですけど、浅はかな考えでした(笑)。

里石 特に「TeamSpirit WSP」の開発チームには、シニア級エンジニアしかいないですから。

里石 Salesforceベースなので、その上で完結しているものだと思っていたのですが、Salesforceはすごくカスタマイズ性があって、周辺でけっこういろんな技術を組み合わせることができるんです。それらを使いこなしながら開発をしているので、思ったより技術的には高度に開発していますね。

渡邉 新卒2年目で入る会社じゃないなと(笑)。

松田 大丈夫。周りと同じレベルまで成長できると思ってますよ。

渡邉 そうは言ってくれるんですよね(笑)。たしかに技術面と同じくらい教育もしっかりしてるので、自分のようなレベルでも急速に成長はしています。教育面ではピッコロのような面倒見のいい方がたくさんいるように感じますね。

里石 弊社には結構手厚い研修があり、自社サービスやSalesforceについても、先にその研修で1カ月ほど勉強させてくれるのでスムーズにチームにジョインできます。わからないところも、ある程度キャッチアップできてるから周りに訊きやすいですね。

技術力と面白さの点で「戦闘力が高いエンジニア」にきてほしい(笑)

――お二人は今後、どんなことにチャレンジしていきたいですか? 

里石 入社前の大きなビジョンとしては、エンジニアとしてより多くのユーザに役立ち喜んでいただけるものを造り上げるとかを考えていましたが、入社してからは、もう少し現実的なところにブレイクダウンしています。

今の担当は既存サービス「TeamSpirit」ですが、既存とは言いつつ、すごいペースでユーザーが増えており、去年から1.5倍になっています。

いくらSaaSとはいえ、ユーザが増えると問い合わせも多くなって。問い合わせの対応をしつつ機能改善しつつ、法律が変わるとそれに追随していかなければいけないため、現状、人手が全然足りていないんですね。

弊社で採用している「アジャイル開発」では、機能追加は大きなエピックという単位に分け、それをブレイクダウンして開発を進めていくので、まずはそのエピックを主体的に担当できるようになり、早くチームの戦力になることを目指しています。「TeamSpirit WSP」が普及するまではしっかりと既存サービスを運営維持していきたいですね。

そして将来的には、弊社サービスがよりユーザが本当にやりたかった仕事ができるようなサービスとなれるよう成長させていきたいです。弊社サービスにはそのポテンシャルがあると確信しています。

――渡邉さんはいかがですか? 

渡邉 元々は「UI/UXで世界を変えてやる」と思ってたんですけど、チームスピリットに入社してから「今の自分には無理だな」っていうのを薄々感じたんですよね。

まずは小さな目標を立てていこう、ということで今は「デザインやUI/UXをひとりでできるようになる」いうことを目標にしています。自分のサイトを作って公開した時に「あのサイトって、あなたが作ったの?」と言われるようなサイトが作れるようになりたいですね。 

ゆくゆくは「あなたがUI/UX作ってるなら安心だ」って言われるエンジニアになりたいと思います。

――松田さんは何か付け加えたいことはありますか? 

松田 渡邉さんはこのプロダクトの中でどういう風に成長していきたいですか? 

渡邉 まず目指すべきは、自走できるエンジニアなんですよね。ゆくゆくはシニアエンジニアになって、今のアーキテクチャとか、設計の部分を大幅に改善できるような人になりたいですね。

――最後に、「こういう人と一緒に働きたい」という理想をそれぞれお伺いできれば幸いです。

里石 Salesforceの知識が豊富な人を、個人的には求めてますね。あとは、私が関西出身なので関西人の方(笑)。既存サービス「TeamSpirit」の開発チームと、新サービス「TeamSpirit WSP」の開発チームでは、だいぶチームの雰囲気が違います。「TeamSpirit WSP」はうるさいくらい和気あいあいとしていて、賑やかなんですね。ずっと漫才みたいな会話が聞こえてきます。

うちのチームはそんなに騒がしい感じでは無いんですけど、非常に一体感を持ってやれています。私自身はまだまだ戦力には足りていないですが、一緒にチームの一員として働いていてとても楽しいチームですね。

渡邉 当社の状況は、バックエンドエンジニアが足りないんです。全体的に人が足りてないですが、バックエンドが特にほしいです。もちろんQAエンジニア、フロントエンドエンジニアも入ってきてほしいです。

技術は持っていてほしいですけど、個人的に思っているのは、面白い人が入ってきてほしい。めちゃくちゃ明るくて、ずっと喋ってるみたいな人が入ってきてもらえたら。

技術力と面白さの点で「戦闘力が高いエンジニア」に来てほしいですね。

――「戦闘力が高いエンジニア」に来てほしい(笑)。

松田 2人が言ってくれたところもあると思うんですけど、どんなレベルの方でも共通して持っていてほしい資質でいうと、「チームで良いものを作る」っていう考え方ですね。

もう、常に考えているんです。それはどのチームも一緒で、そこをちゃんと一緒に議論できるエンジニアがほしいです。集中して無言でやる、それはそれで全然ありだと思うんですけど、うちの場合はちゃんと議論をしてみんなで意識を合わせて作ることを大事にしてるので。議論好きな人がいいのかなっていうのは思ってます。

あとは2人は当たり前になってると思うんですけど、やっぱり技術に対して興味、関心っていうのを常に持ち続けて習慣的に学び続けている人。それはどんなレイヤーでも大事だなと思って。そこがうちに合うかどうかのポイントになると思います。

――ありがとうございます。

<了>

ライター:澤山大輔


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